観光 文化/遺跡 高灵申氏神道碑群

高灵申氏神道碑群

高霊申氏神道碑群

高霊申氏神道碑群

高霊申氏神道碑群
指定番号 指定名称 指定日付 時代 所在地 管理者
第10号 高霊申氏神道碑群 1986.4.28 朝鮮肅宗代 上牌洞山65 高霊申氏文宗

申用漑の神道碑(死者の事跡をたたえた碑)は璃首の模様が月頭形で、二つの竜が非常にリアルで彫刻されている。璃首を含めた碑の高さは256㎝、幅は85㎝、厚さは20㎝である。申撥の神道碑は月頭形に属するが、璃首の上面が比較的平たい。

二つの竜が刻まれているが、ひげまで細密に表現されている。碑の高さは240㎝、幅は82㎝、厚さは27㎝である。申崤の神道碑は正方形に近い碑身に竜頭が表現された加添石を載せた珍しい形で、碑の高さが245㎝、幅は65㎝である。

道路周辺に位置している申翼相の神道碑は、碑身に八作屋根(主な韓式屋根)の形で加添石を載せた物で碑身の高さは285㎝、幅は94㎝、厚さは90㎝である。これら神道碑群には朝鮮世祖代の名臣申叔舟の孫で中宗代の左議政(朝鮮時代議政府の正1品)を歴任した申用漑から始まり申撥、申崤、申翼相などの4代に渡っての直系子孫の神道碑が置かれている。本来は南揚州の高霊申氏の宗山に位置したが、ここへ移葬して今に至る。