観光 逍遙山(ソヨサン)観光 逍遙山案内

逍遙山案内

逍遥山ガイド

京畿道東豆川市逍遥洞に位置し、漢江以北では最高の名山である。規模は小さいが、山勢が特異で春のつつじが壮観である。夏は綺麗な渓谷で昼間の暑さを避けることができる。 また秋の紅葉が非常に美しくて、昔から京畿の小金剛と呼ばれてきた。この山は元暁大師(617~686;新羅時代の名僧)が苦行修道し、大道を悟った所として仏教の名所としても名高い。自在庵、元暁瀑布などの観光名所があり、入口には広い駐車場も完備されており、首都圏の日帰り観光コースとして脚光を浴びている。

逍遥山ガイド

逍遥山は山勢がそれほど雄大なものではないが、形象美の極致を現すように鋭く尖った奇岩怪石が絶妙に嶺をなしており、万物像を連想させる。深淵な渓谷の奥妙さは風情を発散している。山頂に登る途中には風雅でありながら可愛らしいチョンニャン(淸凉)瀑布があり、その上をもう少し登ると高さが10mにもなる元暁瀑布が力強く落下の絶叫をあげ、涼しい水しぶきをたてている。自在庵の一柱門の内側と駐車場の裏側には常に湧き立つ泉(薬水)があり、水筒をひとつふたつほど持って行ってもよい。東豆川市が直接管理し清潔で秩序が保たれており、綺麗である。

逍遙山頂上の義湘台は海抜587mで東豆川北東部に位置している。逍遙山の由来は徐花潭(徐敬徳;朝鮮前期の学者)、梁蓬莱(梁士彦;朝鮮前期の文臣)と 梅月堂(金時習;朝鮮前期の学者)が度々逍遙したということから「逍遙山」と呼ばれるようになり、昔から小金剛といわれ大自然の多くの樹林と景色で大勢の観光客が訪れ楽しんでいる。

初めの渓谷に辿り着くと淸凉瀑布が目に入るが、ここが下白雲台である。その右側に元暁大師が苦行修道したという元暁台があり、ここを過ぎて橋をいくつか渡れば白雲庵という寺院があ る。元暁大師はこの元暁台で座禅して苦行修行したが、悟りに至ることができず投身自殺しようとした刹那になって悟りに達したと言う伝説が伝わる。